2017沖縄その1
飛行機
外は真っ暗。たぶん、1年で一番夜明けが遅い時期。
受付カウンターの灯りもついてない時間に羽田空港着。なにしろ朝イチ6:10発の飛行機。
今回は奮発してプレミアムクラスなので専用ラウンジにも入れる。滅多にこんな機会無いから寄らない訳にいかない(え?)のでなおさら早め。ちうか、まだ開いてなかった(笑)。
時間になり専用入口に入ってから手荷物検査も受ける。もちろん、検査項目は同じ。
お酒も無料なラウンジで一休みしたけど、芸能人もこういうところ使うんだろうなぁとぼんやり思う。カードラウンジはお酒ない。
座席は入り口から一番近いのに搭乗も優先。
CAさんが上着を預かり「担当の○○です」と挨拶までしてくれる。これが格差か。
何しろ8人の客(飛行機小さめ)に対しCAは2人つく。私たち以外はお仕事ぽかったけどプレミアムクラスはどの便も席数が少ないのですぐ埋まってしまう。今回も最後の2席だった。
椅子が窓から少し離れてるので三つ前の窓の景色も見えるくらい余裕がある。膝を伸ばしても前席に当たらない(私が小さいだけ)。広々ふかふか。背もたれ以外も動く座席。
使わなかったけどWi-Fiも無料。 天井からの現在地を示す画面もずーっとついてる(エコノミーは救命道具の説明時だけ出てくるヤツ)。
と、あれこれ見てるウチに外はどんどん明るくなって動き始める。
いろいろ写真撮ったけど、外が暗いと映り込んじゃうし誘導灯はブレブレ。ま、しょうが無いよねと房総半島を眺めつつどんどん昇っていく。(シャッタースピード優先にすれば良かったか?)
姿勢が安定したらCAさんが「朝食ご用意して良いですか?」と聞きに来る。そうプレミアムクラスは食事が出るのだ。しかも思ってたより洒落てた(朝食の写真、WEBに出てない)。
ナイフとフォークも金属!フリーズドライになってるスープの具が別添えなのは嫌いな人への配慮かな(写真は具を入れたあとです)。
朝日を浴びながら食べ始めたら機長から「富士山がきれいです」とアナウンス。今回見えない方に座ったので悔しい思いをスープで流し込む。とはいえ美味しかった。
誰かが使うたびにCAさんがトイレ掃除しているのもプレミアム(エコノミーの人もトイレ使える)。
3時間も乗ってると疲れかたも違うのがよくわかった。 まぁ庶民はそうそう乗れないけど。
JALだとファーストクラスに相当。クラスJは食事ないし。
そんなこんなな時間を過ごしても到着までまだ2時間ぐらいあるし、外は雲しか無いしぼんやりのんびり過ごすけど、あんまり眠れなかったかな。やっぱり興奮しちゃうのよね、飛行機とか。
そうこうするうちに高度が下がってきたなぁと思ってたら海が見えて、さらにぼんやりしていると珊瑚礁と島が見えてきて南国気分が高まる。
北向きに那覇空港に着陸。新しい滑走路を建設中なのが見える。
到着
さくさくと飛行機を降りてレンタカー屋の送迎バスに乗る。
観光客も多いから長い列が出来ても良いようになってたり多言語対応してるレンタカー屋の規模が本州とは違うのを実感する。そして予想通り上着いらないぐらいに温かい。数時間前まで気温一桁の場所から来るとパラダイス。
何かの特典で さんぴん茶(ジャスミンティー)やガイドマップを貰ったり、このまま見に行く予定だった水族館が休みだと知りショック。
宿もそっち方面なのでとにかくは高速に乗りそっち方面を目指す。
途中パーキングエリアに寄てみたりしながら、なんちゃら城(ぐすく)に行くというのでナビをセット。
名護市役所前の大きな交差点にいた『アグー豚発祥の地』な銅像(?)にビックリしたり途中でお腹空いたし何か食べようと思うけど、スマホで情報探せず通りすがりの個人商店で沖縄そばを食べる。
地元の人向けにやってるっぽいけど平日のお昼時なのに他に客いない、不思議な空間だった。おそばはフツーに美味しかった。シンプルだよね、沖縄そば。(ソーキは苦手)
今帰仁(なきじん)城
そしてついたのは今帰仁城。ぱっと見、読めない なきじん。
まったく予備知識無かったけど、世界遺産というのでちょっと驚いた。駐車場には同じレンタカー屋で借りた車が四台くらいいてビックリする。そりゃ観光地だけども。
平日だからなのかポツポツと見に来てる人はいたけど、のんびりゆっくり見て回る。
残ってるのは城壁と祈りの場所。 城壁も苔むしてないので復元されたのかもと思いつつ、山肌に沿って作られた形が美しい場所だった。
ここに限らず、琉球時代の資料は戦争でかなり無くなってしまったそうだ。
下りは旧道を降りたら結構体力を奪われてしまったので、いろいろ解説してあるらしい文化センターには寄らず売店でアイス食べた。お店の人が「東京から?多いんだよね~逃げてくるのかな」と冗談なのかわからないことを言ってた(笑)。
城をあとにして、時間があれば行きたいと思っていた古宇利大橋を目指す。
沖縄本島から屋我地島に渡りさらに古宇利島とをつなぐ橋のまわりが、沖縄屈指のエメラルドグリーンな場所だという。
曇り空なのがつくづく残念なのと、歩いて渡ってないからキレイな写真は無いけど、それでも充分きれいだった。
晴れてれば古宇利島のタワーに昇るとさらにキレイだったんだろうけども、島を一周して宿に向かいましたとさ。
今回の目的地、美ら海水族館のある海洋博公園の近くに泊まったけど、可も無く不可も無く、な感じでしたなぁ。ベッドのスプリングがヘタってたのがちょっと(いや、かなり)残念。
聞いたことのない鳥の鳴き声聞こえるんだけど全く姿は見えずなのも残念。
スズメは殆ど見かけないけどイソヒヨドリがちらほら。そしてツバメが飛んでる……越冬できるんだなぁ。
美ら海水族館&オキちゃん劇場
沖縄二日目。
今回の一番の目的地、宿から近いから開館すぐに向かったけれど二日間の休業日あけのせいか、すでに制服の団体がたくさん。予想外の人の多さにひるみつつずんずん進んだので入り口の景色殆ど覚えてない。
入場しても細々とした水槽の前は人だかりで殆ど見えない(泣)。隙のある(?)水槽をのぞいたりしてました。 なんか思ってたのと違う……。
あまりの人の多さにシアターに逃げ込み一息つく。ジンベイザメの泳ぐ大水槽を眺められる窓にカーテンが引かれ映像を眺めたりしつつ、気を取り直し館内へ。
サメの勉強してたらなんとなく少し人が減ったような感じもするけど、メインの大きな大きなガラス前にくるとあちこちのパンフレットに載ってる光景が広がる。さすがにすごいーー
ちょうど飼育員の解説時間でもあったのでなんとなく聞いたりしながらあちこちの展示も眺める。 カメラまかせで写真撮ったけどシャッタースピード優先にしなかったので9割ブレブレ(泣)
説明パネルには学名・日本名・沖縄名・中国名が載ってるのが特徴的。その分『○○目□□科』とかちっともわからない。
そんなこんなで水族館を出ると外は霧雨と強風。気温も昨日より低いので上着ないとちょっと寒い(持ってこなかったよぅ)。
それでも結構な待ち時間を耐えオキちゃん劇場のショーを眺め、園内バスで植物園へ。
ここまで足を伸ばす人は少ないらしくほぼ貸し切りな雰囲気であちこち眺め、喫茶コーナーでパンケーキのお昼(だったと思うけどうろ覚え)。
一休みしてからまた園内バスに乗ったら、運転してるお兄さんが『今度彼女のご両親に挨拶しに東京行くんですよ』と話し始めて、沖縄の人のオープンさに驚いたりする。
もう少し天気良ければ水牛車乗ってみたかったが、仕方ない。
てことで車に戻り水族館を後に。
これ書きながら美ら海水族館のHP見返してたら混雑予想のページがあるのを発見。昨年の同じ休業日開けの日は1年で一番人が多かったようだ。なんてこった。 朝イチであれだからあの後どうなっちゃったんだろう。
それと、朝イチだと大水槽の上を歩けたの全然知らなかった!! 見逃したの、勿体なかったなー。
写真の撮り方アドバイスページもあったりして、事前チェックが甘かったなぁと思っております。これから行く皆さん、下調べ だいじ!!
街中を走ってると時々お墓が目に入る。 周りを木で囲むとかしてないのが不思議な感じになるけども、戦火のあとに作られたのも多いだろうし、独自の風習もあるのだろうと、ぼんやり思う。
あと、走ってる車の3割ぐらいはレンタカーな気がしてきた。
国際通り
前日から逆向きに高速に乗り次の宿がある那覇の繁華街、国際通りを目指す。
雨は上がったけどどんより曇り空なのは残念だけど、ラジオから愉快にしゃべるお姉さんの声(と内容)に救われる。
途中のSAでなぜかオットが山羊ミルク買ったので味見させて貰ったけど、牧場の匂いがした。 ほぼ同じ食事だろうに牛はそういうの無くて不思議だなぁと思う。
宿に近くなり巨大シーサーに驚く。3mぐらい合ったと思うけど信号待ちの間に見ただけなので詳細わからず。
この日の宿は食事がないので近隣の食べるところを探すけれど肉料理ばかり。
とりあえず出てみて繁華街の雰囲気を味わいつつ、公設市場の中もぐるりと眺める。夜でも営業しているのが不思議だけど、観光地になってるんだろうなぁ。
緑や青の鮮やかな見慣れない魚がいっぱい。2階に持っていくと調理してくれると言うけれど、ボリューム多いのもあって見るだけにして、居酒屋ぽいお店で少し食べ、足りないので宿の隣で沖縄そば再び。1日1麺。
小さなお店だけどお客さんは結構来てた。
そんな感じで2日目終了。
その2へ続く >>
コメント
- コメントはまだありません。
コメント登録
- コメントを入力してください。