ホーム > お出かけ記録 > 2023-門司港

2023-門司港

展望台から門司港をのぞむ

「そうだ、はかた号で門司港行こう」という記録。新型コロナの行動制限が少しあった頃です。

はかた号ってなんじゃい、という人は公式WEBをどうぞ。
はかた号 全体(佐波川SA)

事前にしたこと

行く日を決め ハイウェイバスドットコム で予約。奮発して個室!
閑散期の平日なのでおそらくは底値だったと思います。
帰りは飛行機。こちらもネットで予約しましたが、日程などを迷っている間に1ヶ月前を切ってしまい、最初に確認した時より3000円ぐらい高くなりました。まぁしょうがない。
ともかくは往復の交通手段を確保出来たので、事前に100均でアイマスクと空気枕を購入しました。

そして当日。
電車の乗換駅で軽く夕飯を食べ、飲み物と朝食用のパン(神戸屋の林檎デニッシュ)を調達。途中サービスエリアにも寄りますが好きなもの食べたいのです。

はかた号

バスタ新宿は2016年4月から稼働していますが行くのは初めてです。
そもそも新宿駅自体大変久しぶり。構内も変わっているようですが人の流れに翻弄されつつ南口改札を出れば甲州街道の向かいにででんと建っております。

2023moji_01.jpg乗車券は事前購入の人が多そうです。券売機の前には人がいません。
大きな待合スペースは7割ぐらい埋まってました。
定刻通りにD10乗り場にやってきたはかた号。4つある個室は埋まってましたが普通席(?)は一桁の乗客のようです。さすが閑散期。
乗車券は電子チケットなのでスマホの画面を提示。
するりと個室に入り手の届くところに飲み物、暇つぶし出来るかと持って来たキンドルを準備。もちろんアイマスクと空気枕も。
上着を掛けるハンガーや網の物入れなど至れり尽くせりの装備。

個室の椅子は予想以上にふっかりして走行中の振動はほとんど気になりません。
電動リクライニングだしオットマンはふくらはぎ全体が乗る大きさで、とても快適。ただ枕の位置が合わなかった(想定内)ので、空気枕は大正解でした。使わなかったけどシートヒーターまである。
窓には遮光ロールスクリーンだから全部閉めれば灯りはほとんど入ってきません。アイマスクいらなかったな!
ワイヤレス充電も出来るのですが、私のスマホケースはカメラ周りが出てるので充電出来ず!念のためケーブル持って来た方が良さそうです。(帰りまで問題無かった)

たぶん静岡県の田子湾の灯りそんなこんないつの間にか出発してて、甲州街道の初台交差点を左折。初台南から高速に入り東名→新東名(静岡SAで休憩&消灯)→東名→名神→中国道→山陽道(佐波川SAで休憩&紙パックのお茶が支給される)→九州道とひたすら高速を西へニンニキニキニキニン。
音楽聴いたり、キンドル見たり、外眺めたり。新東名は最高速度120km/h区間があるので、トラック(80km/h制限)をガンガン抜いていくのが新鮮でした。
どうでしょうでも追いかけるの大変そうでしたね(あの頃と走行ルート違うけど)。

愛知に入る頃には状況に慣れてちゃんと眠れるようになってきます(個人の意見)。
東京-関西ぐらいの6時間だと体が慣れて眠れたと思ったら到着する感じなので疲れるんですね。
現在地 山陽道の八幡PA運転手さん交代で時々停まり目覚めることもありますが(地図アプリをスクショ)、何しろ道中長いので睡眠時間はそれなりに取れるのです。しかも今回は事前告知がありましたが、トンネル事故後の工事で途中通行止めで迂回するので一時間追加
佐波川SAの聖地(近づく勇気なかった)というわけで気づけばすっかり朝で、山口県。
佐波川SAを出発し支給されたお茶を飲みながらパンを食べ、外を眺めてたらおもむろに関門橋を渡り、定刻より一時間遅れて小倉駅に10:40到着。
確かに長かったけど、予想外に体は軽くてお尻の肉が剥げ落ちることもありません!
深夜バスは疲れるというイメージが払拭されました。ま、普通席だとまた違うのかもしれませんが、それほど悪くないよ!と声を大にして言いたい。

門司港

予想通りの到着時刻ですが小倉・門司には3時間半しか居られません。(全行程の6割がバスの中(笑)
門司港へ向かう電車に乗るわけですが、駅構内に立ち食いうどんがおいしそうでした。でもお昼食べるところ決めてたので我慢。
門司駅門司港駅の周りは『門司港レトロ』と全体を観光地としているようです。
予想以上に観光地というか日常の気配があまり感じられません。
駅構内の観光案内所に行くとパンフレットはPDFをダウンロードしてと言われました。
わかるけど。わかるけど、スマホは見にくいんじゃー!!

平日なので観光客はほとんど見当たらなかったけど、まずはお昼。
名物は 焼きカレー。
駅出て左にある発祥の店はすでに人が居たけど、目指したのは別のところ。ところがまさかの休み!!
定休日とか臨時休業チェックしたし、やってるはずなのにぃぃと嘆いても店は開きません。
ブルー ウィングもじ(橋)、 旧 門司税関、門司港レトロハイマート一人静かに狼狽しながら街を少し散策。ほかにも食べられる店はあるけど、とりあえず高いところに上ることにしました。
高層マンション(黒川紀章デザイン)ですが最上階が展望台です。冒頭の写真はここから撮ったもの。
上から景色を眺めながら、道中に見つけた周遊船に乗ることにしました。

乗客はもう1組しか居なかったけど操舵室横の席に陣取り眺めを堪能。
このときに気づきましたが、対岸(山口県側)に壇ノ浦や巌流島があるのですね。
巌流島、今は「船島」といいだいぶ埋め立てて大きくなってるそうです。 いやぁ、びっくりした(巌流島なんてノーチェックだ)。

対岸が近い 大型船も通るそのほかにもいくつか未チェックの情報を得られて楽しかったです。やはり遊覧船は良いです。

もっと時間があれば九州鉄道記念館とか関門海峡ミュージアムも寄りたかった。タクシーで観光も考えたけど一人では割高。
ブルー ウィングもじ 跳ね上げ中シェアサイクルでちょっと遠回りもしてみたかったけど、普段全然自転車乗らないからなんか不安だし穏やかな天気だったけど寒いしでやめた。
でももうすこし時間があったので遊覧船でくぐった跳ね橋が上がるのをぼんやり眺めました。まぁ予想通りでした(笑)。

そして食べて損ねた焼きカレー。再度目星をつけた店は人が並び始めてしまった。歩くのも疲れてきました。バスに乗ってから口にしたのは菓子パン1個(自業自得)。
門司港駅にはスターバックスのリージョナル ランドマークストアがあり絶対寄るつもりだったので、もうスタバで食べることにしました(旅先でもチェーン店に行くタイプ)。
思ってたよりもこぢんまりして人も少なかったけど、重厚な店内とヘッドマークは見応えありました。
なぜかピザトースト選んでしまった。美味しかったけど足りない。近所でも食べられるね!

電車

門司駅 広いホームさて、門司港駅はJR九州の起点です(ブラタモリでもやってた)。
船から陸揚げされた人と荷物が行き来したのかホームがとても広い!かつての賑わいを感じます。
駅舎もとても素敵です(いま口コミ見てたら駅舎の2階を見学出来たらしいが、そんなの知らない!くぅぅ)。

いろんな電車また見たことない電車がたくさんです(あたりまえ)。
821系の床乗り物好きですが鉄分は薄め。それでもなんじゃこりゃな車両を見ることが出来ました。あの水戸岡氏デザインだそう。
床のQRコードもどき、なにかあるか確認しちゃいました。

そんなわけで小倉駅に戻りました。構内のうどんにひかれますが、やっぱり我慢(食べてるの丸見えなので寄りにくい)。
小倉駅の像 その2小倉駅の像 その1このあと北九州空港へのバスに乗るのですが、少し時間あったのでポケストップ回して気になった「ハーロック」を探しに行きました。
そしたらいました。哲朗とメーテルも座ってました。ノーチェックでしたが松本零士が少年時代を過ごしたり北九州市漫画ミュージアムなどあるそうです。
デザインマンホールもあるのね(これ書いてる今このページ知ったけど、ポケ蓋も?! ぬぅぅぅぅ)。

小倉の街も散策したかったけども駅を少し眺め空港に向かいました。
今考えるとどこかに一泊しても良かったのでは?と思うけど、めぼしい目的地がなく予算と荷物が面倒だったのでしょう。

飛行機

海上に作った北九州空港小倉駅から小一時間バスに揺られて到着です。平日の夕方はビジネスマンが多く保安検査所通過に時間がかかると困るので空港内もあまり散歩せず。お土産も基本買わない。
なので空港内の記憶があまりありません。

コリアンエア、UPS、スターフライヤー国際貨物のUPSが渋くて素敵ですが、今回はスターフライヤー機に乗るのも楽しみでした。
シートモニターもついててさらに楽しい。席は翼の上だけど。
雲の間日没見えるかなと期待した太陽はずいぶん後ろに沈んだし、雲の上で地面見えない。
ドリンクサービスで頼んだオニオンスープはとてもおいしかったけど、機内サービスの割には熱くて唇やけどした(それすら良い思い出)。

四街道市あたりから東京方面そんなこんなですっかり空は暗くなり、降下しているなと感じてたら駿河湾あたりで雲の下に出て街の灯りが見えるようになる。
そして東京周遊ルート(勝手に命名)での着陸でいやっほうぅ!と心の中でガッツポーズ。風向きが合いました。
機内の灯りが映りこまないように撮りまくる(PCで少し調整)。
いやぁ関東平野の夜景すごい。いつかヘリコプターで遊覧したいなぁ

スカイツリー、錦糸町、東京駅など

行きはバスで13時間、帰りは1時間40分で東京へ戻って来ました。
ちょうど1桁スピード違う感じでしょうかね(多分違う)。

さぁ地元まで帰るリムジンバスを確保し、朝から大して食べてないので空港でなにか、とうろうろ。
晩ご飯時短営業のためすでに閉まってるお店もある中、ディーン&デルーカに寄りました(たぶん初めて)。
閉店時間近いのでショーケースの商品が2割引なのも魅力。
ショーケースのサンドウィッチを食べていくと頼んだら「プレートにしますか?」と聞かれ頼んだサンドウィッチと、サラダなどちょっとしたモノ3品が乗ってるというので、ろくに食べてなかったこともありそれと紅茶を頼みました。
食べながらサンドウィッチの2割引が消えたのに気づいたけど、ちゃんと美味かったからまぁいいや。
ただ閉店まで15分。食べるの遅い民はだいぶがんばってギリギリ食べ終わりました。
飲みきれなかった紅茶は紙コップ提供でちゃんと美味しかったから蓋をもらいバスの中でちびちび飲みました。
今回「観光地にお金を落とそう!」と思って行ったわけじゃないけど、交通費を除けば一番お金使ったのが羽田空港でなんだかなーと思いましたが、それも自分のせいですな。ふははは。

というわけで家を出てから帰宅するまで30時間ぐらい。長くて短い濃密な旅でした。
楽しかった~。
次は特急電車とか乗りたいなー。いつ行けるかなー-

以下、載せきれなかった分です
全部ではないですが写真にGPS情報入ってるので気が向いたらチェックしてね(やりかたはググれ)

はかた号の中からバスタ新宿を4階が乗り場
3階が降り場 

関門橋関門橋通過中

小倉駅小倉駅

門司港と関門橋関門橋と船

旧 大阪商船旧大阪商船の建物

821系車内優先席はつり革も黄色

スターフライヤーの座席シートモニター好き

さあ離陸あっという間に日暮れ

 

きょうの天気

コメント

  • コメントはまだありません。

コメント登録

  • コメントを入力してください。
登録フォーム
名前
メールアドレス
URL
コメント
閲覧制限

Utility

その他読み物