モヤモヤがとまらない
- 2017/03/22 13:34
たまには日記以外のどうでもよいコトでーす。
先日、某SNSで野ウサギを保護したと相談者が現れました(見た人居るかも)。
記憶してる範囲で経緯を書きます(なのですべての文責は私)。
道路脇にいてまったく動かず、けれど本人は飼える状況でもないけど見過ごせず、ネットで調べて行政から愛護団体も紹介してもらえるらしいと保護(自治体に連絡してみたらそのまま置いておけと言われて憤慨)。
動物病院に連れてったけど、足を骨折。ダニも多く駆虫薬も投与されたけど、足は未治療。
とりえあず行政に相談すると、ウサギはボランティアが見つからないかもとかいろいろあって、とりあえず自宅に連れ帰る。
事の起こりはこんな感じ。
怪我した野生動物を自力で世話できないなら、野に置くのも自然の摂理と思うのですが、見つけた以上放っておけない気持ちはわかります。
が、足は添え木やバンテージ等での固定もされてないぽくて、大丈夫かいなと思いました。
まぁ様子を見てるだけですから、意見する立場にないですね。
ウサギは最初は殆ど動かなかったけど、ペレットも野菜も食べるし水も飲む。
顔をすり寄せたり膝にも乗ってくるほど人なつこい。
けれど数日後、骨折したところの皮膚が破け骨が露出。
その2日後にちゃんと野生動物を診てくれるちょっと遠い病院へ。
骨折してるのになんの保定もせず動き回ってることに、いろんな部分で驚きました。
痛くないのか?ということもですが、開放骨折になっちゃいました。出血はあまりなかったのかも。
ペレットなどすんなり食べるてことは人に飼われた。しかも5歳以上。
ダニが多いのはかなりの時間、その場所から動けなかった。
開放骨折になると感染症で命を落とすことになり、今となっては断脚するしかない。
その処置が可能かどうか検査を始めたら、急変して死亡してしまった。
道路脇で固まってても、死は避けられなかったでしょう。
治療をしようと、思う気持ちはとても良いと思うのですが、そのあとに一番モヤモヤした発言がありました。
その言葉を正確に覚えてないのですが……
人間に甘える幸せ
だったかな。
今回の場合飼われてたから、本来の野生動物とは違うとは言え、そんなに人間偉いか?とモヤモヤするんですよっ
しかも、その言葉に賛同する人が少なくない。
人それぞれあって良いんですけど、人間と関わらなければ死なずに済んだ生き物も多いわけで。
かわいさや利便性で、善し悪しを判断するし、品種改良もさんざんしてる。
それは裏を返せば、需要に見合わないものは殺しているのです。
そんな事、目の前にある命には関係ないと言えば、そうです。
でもねぇ……どうにも釈然としないんです、この 「人間が」 という感覚。
モヤモヤを解放したくて発散のために書きました。
ふう。
口直しに、懐かしの格之進、置いときます。