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アロエ【蘆薈】は民間薬としてよく知られていますが、本来は熱帯植物で、約
300種を数えるそうですが、日本で一番多く栽培されているのはキダチアロエ
【木立ち盧会】という仲間です。 キダチロカイともいわれていますが、肉厚の 葉をすり潰して傷ややけどの薬にしたり、汁を健胃剤にしたりするのが伝統的 な利用法です。 この頃はアロエ入りの飴や、アロエ入りの化粧品なども出回っ ていまが、そのアロエ、これから冬にかけてが花期です。 蘆薈の名の由来は、江戸時代に渡来したときアロエの名が誤ってロエと伝えら れ、それに対して「蘆薈」の文字が当てられて、これが音読みで「ロカイ」と 読まれたというのが定説になっています。 Aloe arborescens ユリ科アロエ属
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