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ディモルフォセカ、この難しい名前のキクの鉢が、いま花屋さんにたくさん並んで
います。 ワックスをかけたような、ちょっと造花を思わせる派手な花が、これから 初夏までの長い間次々と咲きますから、鉢植えで楽しむよりは、花壇の彩りにした い花ですね。 デモルフォセカは属名の英語読みですが、和名をアフリカキンセンカと言います。 温かい地方では秋蒔きの早春咲き、寒地ではフレームに秋蒔きして、3月ごろ花壇 に定植するのが普通です。 あまり小さいうちに花を咲かせると大株になりませんの で、小苗のときは摘心して脇芽を出させると大株に育ちます。 Dimorphotheca fruticosum キク科ディモルフォテカ属
アフリカ南端のケープ地方原産の多年草で、日本には昭和45年ごろ渡来した。 |