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暖地の房総ではあまり紅葉がはっきりしませんが、やっとイチョウの黄色や
ハゼノキの赤が目立つようになってきました。 ハゼノキの果実からは蝋燭の原料となる蝋が採れるので、江戸時代には盛んに 栽培されたものだそうです。 いま山野に自生しているものはその名残とか。 ウルシは樹皮の分泌物に触れると炎症をおこす植物として知られていますが、 同じ仲間のハゼノキも有毒成分を含み、樹液に触れるとかぶれることがありま す。 紅葉の美しさにひかれて、枝を折ったり葉をちぎったりしないように。 Rhus succedanea ウルシ科ウルシ属
関東地方以西〜沖縄に分布する落葉高木で、山野に自生し、または庭や公園などに
植えられるほか、果実から蝋を採るための栽培も古くから行われていました。 |