鉄道の線路敷に群生したので、鉄道草という別名があります。 明治時代に盛んに
輸入された米材についてきた種子が、鉄道沿線にばらまかれて分布したもの なのでしょう。
ヒメムカシヨモギ【姫昔蓬】
Erigeron canadensis キク科ムカシヨモギ属
北アメリカ原産の2年草で、明治の始めに日本に入り、現在では全国に拡がっ
ている帰化植物です。
高さ80〜150cm になり、茎は中程まで一本で立ち上がり、
上部で急に枝を拡げます。
根元に生える葉はヘラ形、茎につく葉は細長く、長
さ 7〜10cm で互生します。葉には裏表ともに毛が生えています。
花期は晩夏から秋で、頭花は小さく直径 3mm ぐらい。 舌状花は白色です。
種子に長い毛があり、耳かきの毛玉のように丸くまとまっていて、風が吹くと
飛び散ります。 こどもの頃、この毛が耳に入ると耳が聞こえなくなると本気に
信じでいて逃げ回ったものですね(^_^)。
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