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コスモスは明治時代から親しまれて来た花で、いまでは全国どこへいっても見られますが、原産地のメキシコでは平地には成育せず、標高1500m
ぐらいの高原にいかないとみられません。 かつて仕事でメキシコへ行ったとき、野生のコスモス原種をぜひ見たいと思ったのですが果たせませんでした。 日本でも園芸品種が多く、在来種にはなかった黄花種も生まれました。 在来からあった黄色いコスモスはキバナコスモス: Cosmos sulphureus で、普通のコスモスとは違う種類です。 これは夏から咲き、真っ赤な品種もあります。 和名はアキザクラ【秋桜】。 一般に使われているコスモスは属名で宇宙のコスモスと同じ言葉ですが、植物名では「調和の取れた」「美しい」などの意として使われているようです。 コスモスという語はコスメティックの語源でもあるので、美に関係があるのでしょう(^_^)。 Cosmos bipinnatus キク科コスモス属
メキシコ原産の一年草で、高さは 1.5m ぐらいまで延びます。 |