続いて京都の野菜ミブナです。
一見キョウナに似ていますが、質は柔らかく、鍋料理にはもってこいの野菜で す。
関東で鍋といえば白菜がよく使われますが、関西ではミブナに人気がある ようですね。
でも関東ではミブナはなかなか手に入りません。
(編者注:2002年頃から関東でも栽培されるようになました。)
ミブナ【壬生菜】
Brassica campestris アブラナ科アブラナ属
東京都小平市にて(2003年4月) Y.Sashida
キョウナから分化された種類で、京都の壬生地方で栽培される日本原産の越年性
葉菜です。
外見はキョウナによく似ていますが、葉は白い軸が長く、葉身は濃い
緑色で細いへら型をしています。
葉がやや肉厚で、全体に大株になります。
ハクサイやキョウナと同じく秋蒔き冬採りですが、非常に耐寒生が強く、冬季で
も成育するので、冬野菜としては重要な種類です。
収穫せずに放置すると5月ごろ花茎を伸ばし、黄色の4弁花を咲かせます。
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