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秋も深まって、ミセバヤの花が咲き初めました。 一名タマカンザシ【玉簪】ともいわれるように、淡紅色の小花が玉のように固 まって咲く姿はまことに日本的な美しさだと思います。 標準和名のミセバヤは「見せばや」で、「見せたい」という意味の古語です。 誰に見せたい姿なのでしょう(^_^)。 昔から庶民に愛された植物で、露地の植木棚などにはたいてい並んでいたもの です。 いまではちょっと流行遅れでしょうか。 Hylotelephium sieboldii ベンケイソウ科ムラサキベンケイソウ属
日本固有の植物ですが、香川県の小豆島にわずかな自生がみられるだけで、殆どが
鉢植えや石垣植えの園芸植物になってしまいました。 |