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餌台にやってきてはスズメどもを追っ払う乱暴もののヒヨドリが、顔をまっ黄色に
しています。 もうツバキが咲いているのですね。 ツバキの蜜を吸うヒヨドリが花粉 で顔を黄色く染めてくるのです。 いま咲いている、いわゆる寒椿にはワビスケという種類が多いようですね。 お茶を なさる方はご存じの、茶花にする椿です。 ツバキ(ヤブツバキ)は暖地の海岸寄りに自生していますが、私の住む千葉県夷隅 郡大原町はツバキの里として知られ、海岸寄りの民家の防風・防砂の目的にたくさ ん植えられていて、中には百年以上の樹齢を保っている木もあります。 ツバキにあてる「椿」の文字は国字で、本来の漢字の椿(チュンまた はチン)はセンダン科のチャンチン(香椿):Toona sinensis という中国の植物の ことです。 Camellia japonica ツバキ科ツバキ属
本州から九州の海岸近くの山地に生える常緑高木。 |